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いま買うならどっち?Bambu Lab AMS 2 Pro/HTの導入ガイド:旧型との違い・対応機種・追加で必要なもの

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3Dプリンターを趣味や仕事で使っていると、そろそろ「AMSって買ったほうがいいのかな?」と考え始めるタイミングがあると思います。特にBambu Labのプリンターを使っていると、マルチカラーやサポート材の自動切り替えができるAMSの存在は気になりますよね。

でもここでひとつ、大きな注意点があります。2026年に入って、Bambu Labは新型のAMS 2 ProとAMS HTをリリースしました。 従来のAMSとは仕様や価格、そして「すぐにフル機能を使うために何が必要か」という導入コストが大きく変わっています。この記事では、2026年8月時点の公式情報を元に、旧型AMSと新型AMS 2 Pro/HTの違いから、実際に購入する前に知っておくべき「落とし穴」までを徹底解説します。

先に結論を言うと、AMS 2 Proは高性能ですが、お使いのプリンターによっては別途電源アダプターが必須です。このポイントを軽視すると、「買ったはいいけど乾燥機能が使えない…」という事態になりかねません。この記事を読めば、あなたのプリンターに最適なAMSの選び方と、購入後のトラブルを避けるためのチェックポイントがすべてわかります。


AMS 2 Pro/HTって何がすごいの?旧型AMSからの変更点をざっくり解説

まず、AMSというのは「Automatic Material System」の略で、Bambu Labのプリンターで複数のフィラメントを自動で切り替えられる装置のことです。これまで販売されていた初代AMSも非常に便利でしたが、新型のAMS 2 ProとAMS HTは、特に「乾燥機能」で大きく進化しています。

従来のAMSは乾燥剤を入れて密閉することで湿度を下げる「受動的」な構造でした。しかしAMS 2 Proは65℃までの能動的な乾燥機能を搭載。フィラメントを乾燥させながら印刷できるのは、PETGやナイロンなど吸湿しやすい素材を使うユーザーにとっては大きな魅力です。

さらに、給送モーターがブラシレスサーボモーターにグレードアップされ、給送速度が60%向上したと公式ストアでもアナウンスされています(Bambu Lab公式ストア、2026年)。フィラメント交換時のチューブアクセスも工具不要でできるようになり、メンテナンス性も向上しています。

では、AMS HTは何が違うのかというと、こちらは高温乾燥に特化したモデルで、価格はAMS 2 Proより抑えられています。ただし、詳しい機能の比較は後ほど表で見ていきましょう。


ここが盲点!AMS 2 Proを買う前に「追加で買うもの」を絶対にチェック

さて、ここからがこの記事で最も伝えたいポイントです。

SNSやユーザーフォーラムを見ていると、次のような声が複数見られました(X、価格.com掲示板、2026年8月確認)。

  • 「X1CでAMS 2 Proの乾燥機能を使うために別途電源アダプターを買わなければならないのが想定外だった」
  • 「初代AMSとのケーブル互換性に注意が必要。ケーブルを間違えると動かなかった」

これは非常に重要なポイントです。Bambu Labの公式FAQ(2026年3月公開)を確認すると、AMS 2 Proの乾燥機能を使用するための電源供給に関して、機種によって条件が異なることが明記されています。

具体的には以下の通りです。

  • H2D/H2S/P2Sシリーズ:AMS 2 Proを1台だけ接続する場合は、プリンター本体からの給電で乾燥機能が動作します。ただし、複数台接続する場合は別途電源アダプターが必要です。
  • X1シリーズ/P1シリーズ:AMS 2 Proを接続しても、乾燥機能を使うには専用の電源アダプター(スイッチングアダプター)を別途購入しなければなりません。プリンター本体からの給電では乾燥機能は動作しません。

つまり、多くのユーザーが使っているX1CやP1SでAMS 2 Proの乾燥機能をフルに活かしたいなら、本体価格とは別に電源アダプターの購入が必須なんです。この点は、まだ多くの解説記事が触れていない「落とし穴」だと言えるでしょう。


最新の公式情報から見る「機種別対応表」と追加アクセサリ一覧

では、具体的にどのプリンターにどのAMSが対応していて、何を買い足せばいいのかを整理します。以下の情報は、Bambu Lab公式WikiのFAQ(2026年3月公開)と公式ストアの製品ページ(2026年8月確認)に基づいています。

プリンター機種AMS 2 ProAMS HT乾燥機能をフルに使うための追加品
H2D/H2S/P2S対応(1台のみ給電可)対応複数台接続時は電源アダプター、AMSハブ
X1C/X1E対応(乾燥機能は給電不可)対応電源アダプター(必須) 、AMSハブ
P1S/P1P対応(乾燥機能は給電不可)対応電源アダプター(必須) 、AMSハブ
A1/A1 mini対応予定(2025年第3四半期にOTAアップデート予定)未確認現時点ではAMS lite専用

※AMS HTの価格は¥19,800、AMS 2 Proの価格は¥50,800となっています(Bambu Lab公式ストア、2026年)。

また、初代AMSからの乗り換えを考えている方は、ケーブルの互換性にも注意してください。公式FAQによれば、AMS 2 Proは6ピンケーブルを使用しますが、初代AMSの一部ケーブルとは仕様が異なる場合があり、そのまま接続すると認識しないケースがあるとされています。新しいAMSを購入する際は、付属のケーブルを使用するか、公式が推奨するアクセサリを確認することをおすすめします。


ユーザーのリアルな声:乾燥機能は実際に効果があるの?

新型AMSの売りである乾燥機能ですが、実際に使っている人の評価はどうなのかを集約しました。SNS上のポジティブな声としては、以下のような趣旨の投稿が複数見られました(X、2026年8月確認)。

  • 「AMS 2 Proの乾燥機能が優秀で、PETGやナイロンの印刷品質が向上した」
  • 「従来のAMSでは別途乾燥機が必要だった手間が省けた」

特にエンジニアリングプラスチックを使うユーザーにとっては、印刷前に別の乾燥機でフィラメントを乾かす手間がなくなるのは大きなメリットのようです。

一方で、ネガティブな声としては、先述した「電源アダプターが別途必要」という点に加えて、「価格が高い」「初代AMSでも十分だった」というコストパフォーマンスに関する意見も見受けられました。

また、海外の大学ではすでに先進的な導入事例もあります。アーヘン工科大学(RWTH Aachen University)のメディアコンピューティンググループでは、Bambu Lab H2Dに3つのAMSを接続し、左ノズルに1つ、右ノズルに2つという構成で使用している事例が報告されています(RWTH Aachen University、2025年4月)。特にナイロン用にAMSを1台専用で割り当て、乾燥機能を活用している点が興味深いですね。このように、エンジニアリング用途ではAMSを単なる「多色印刷機」ではなく「フィラメント管理システム」として位置付ける使い方が広がりつつあります。


結局、どのAMSを選べばいいの?シーン別おすすめ構成

ここまでの情報を踏まえて、ユースケース別におすすめのAMS構成を提案します。

1. とにかくコストを抑えて多色印刷を始めたいなら「AMS lite」を検討

お使いのプリンターがA1/A1 miniなら、そもそもAMS 2 Proは現時点では非対応(2025年第3四半期のアップデート予定)です。無理にAMS 2 Proを買うよりも、専用のAMS liteを選ぶのが賢明です。価格も¥29,800と比較的安価で、4色までの切り替えが可能です。

2. エンジニアリング素材(ナイロン/PETG)をよく使うなら「AMS 2 Pro」一択

吸湿しやすい素材の品質を安定させたいなら、乾燥機能付きのAMS 2 Proは非常に有力な選択肢です。ただし、X1/P1シリーズで使う場合は、忘れずに電源アダプターもカートに入れてください。H2D/P2Sシリーズをお持ちなら、1台だけなら追加品なしで乾燥機能が使えるのも魅力です。

3. とにかくフィラメントを乾燥させたいだけなら「AMS HT」という選択肢

AMS 2 Proほどの多機能性は必要ないけど、高温乾燥機能が欲しいという場合、AMS HTはコストパフォーマンスが高い選択肢です。価格は¥19,800と、2 Proよりも大幅に安いので、「乾燥専用機」として割り切って導入するのもアリでしょう。


まとめ:新型AMSの導入で失敗しないために、まずは「給電条件」を確認しよう

新型のAMS 2 ProとAMS HTは、間違いなくBambu Labのエコシステムをより強力にする製品です。特に乾燥機能は、印刷品質に直結する大きなアップデートと言えます。

しかし、導入前に必ず確認してほしいのは「お使いのプリンターで乾燥機能を使うために何が必要か」という点です。公式のFAQを読めば明らかなのですが、X1CやP1Sユーザーにとっては、本体価格に加えて電源アダプターの予算も考慮する必要があります。

この記事で紹介したポイントを押さえておけば、「思ってたのと違った…」という後悔はきっと避けられるはずです。もし初代AMSを持っていて、新型への乗り換えを検討しているなら、ケーブルの互換性や、本当に乾燥機能が必要かどうかも含めて、じっくり比較してみてください。

あなたの印刷環境と予算に最適なAMSが見つかりますように。

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