PR

Crealityフィラメントドライヤー徹底比較|Space PiとSpace Pi Plus、どっちを選ぶべき?

記事内に広告が含まれています。

「Crealityのフィラメントドライヤー、買おうか迷ってるんだけど、Space PiとSpace Pi Plusのどっちがいいんだろう?」——そんな疑問をお持ちの方、まずは結論からお伝えします。

Space Pi Plusは、2ロール同時乾燥ができる高出力モデル。2台以上の3Dプリンターを使う方や、AMS/マルチカラー対応機種をお使いの方はPlusを選ぶのが正解です。一方、1台のプリンターで1本ずつ乾燥できれば十分という方には、コンパクトなSpace Piベースモデルがコスパ最強です。

でも、それだけじゃ判断できないですよね。実際のユーザーからは「蓋の密閉感がちょっと気になる」「タッチパネルの反応が……」といった生の声も届いています。乾燥効果自体は高い評価を得ているだけに、購入前に知っておきたい“リアルな注意点”をこの記事では徹底的に掘り下げます。さらに、Space Pi Plusは2025年頃から販売が始まった比較的新しいモデルで、従来のベースモデルから仕様がアップグレードされている点も見逃せません。

この記事では、公式スペックだけではわからないユーザーの実体験や、実際に比較検討すべき競合製品も交えながら、あなたにとって本当にベストな選択肢を一緒に考えていきます。

Crealityフィラメントドライヤーの基本スペックをおさらい

まずは両モデルの公式スペックを簡単に整理しておきましょう。Creality公式ストア(2025年公開)の情報をもとにまとめています。

モデル名対応本数最高温度PTCヒーター出力対応フィラメントプリセット数
Creality Space Pi1ロール70℃80W12種
Creality Space Pi Plus2ロール70℃110W12種

両モデルとも、PLA・PETG・TPU・ABS・ASA・PC・PA(ナイロン)など、主要な12種類のフィラメントに対応したプリセットが搭載されています。温度範囲は45℃〜70℃で、タイマー設定は最長48時間まで可能です。

ここで注目したいのは、Plusモデルはヒーター出力が80Wから110Wに向上している点。2ロール同時に乾燥させるにはそれだけパワーが必要ということですね。実際に、Sovol SH02という競合製品は150Wの出力を謳っており、7分で50℃到達、25分で70℃到達というスピード乾燥を実現しています(製品まとめ記事、2026年)。Creality Plusモデルはそこまでは公表されていませんが、従来モデルよりは明らかにパワーアップしていると言えます。

Space PiとPlus、どっちを選ぶべき? 判断の3つの軸

ここからが本題です。公式スペックだけ見てもピンとこないですよね。実際のユーザーがどう使い分けているのか、3つの軸で考えてみましょう。

軸1:印刷スタイル——同時に何本のフィラメントを使うか

Plusを選ぶべきケース:Bambu Lab X1CやAMSユニットをお使いの方、または2台以上の3Dプリンターを同時運用している方は、Plus一択です。2ロール同時乾燥できるということは、それだけ待ち時間を減らせるということ。例えば、PLAで印刷しながらPETG用のフィラメントを乾燥させておく、といった使い方が可能になります。

ベースモデルで十分なケース:プリンターは1台だけで、使うフィラメントもその時に1種類だけという方。乾燥が終わったらすぐに使うスタイルなら、Space Piベースモデルでもまったく問題ありません。価格も抑えられますし、設置スペースもコンパクトで済みます。

軸2:使用するフィラメントの種類と乾燥温度

ここで一つ、重要な注意点があります。Space Piシリーズの最高温度は70℃まで。これは多くのユーザーが「ナイロン(PA)を乾燥させるには温度が足りない」と指摘しているポイントです。ナイロンは80℃以上の温度で乾燥させることが推奨されることが多く、70℃では十分な効果が得られない可能性があります。

実際にQ&AサイトやSNS上でも、「PA6を乾燥させたいけどSpace Piで大丈夫?」という質問が複数見受けられました。これに対する回答としては、「とりあえず70℃で長時間(12時間以上)かければ多少はマシになるが、専用の高温ドライヤーを検討したほうがいい」という趣旨のアドバイスが多く見られました。

つまり、ナイロンをメインで使う方は、Space Piシリーズ以外の選択肢も視野に入れるべきということです。

軸3:実際のユーザー評価から見える「快適さ」と「ストレス」

各種レビューサイトやSNSでのユーザーの声を集計すると、ポジティブな評価とネガティブな評価がはっきり分かれていました。

ポジティブな声(複数確認):乾燥効果を実感できたという報告が多数。特に「PLAの糸引きが明らかに減った」「PETGの印刷が安定した」という声が目立ちます。また、ベアリング付きシャフトのおかげでフィラメントの供給がスムーズだという評価も複数見られました。

ネガティブな声・不満(複数確認):一方で、以下のような指摘が複数のユーザーから上がっていました。

  • タッチパネルの反応がイマイチで、操作性にストレスを感じる
  • ディスプレイ画面が思ったより脆く、取り扱いに注意が必要
  • 蓋の密閉が完全ではなく、乾燥中に湿気が入ってくるのでは? という懸念
  • スプール保持シャフトの抵抗が大きく、ドライヤーから直接給紙(プリントしながら乾燥)すると、造形に影響が出る可能性がある

特にシャフトの抵抗については、「シャフトに付属のベアリングが固くて回りづらい」という趣旨の投稿が複数見られました。ドライヤーから直接プリンターにフィラメントを供給する「プリント&ドライ」を考えている方は、事前にこの点を認識しておいたほうが良さそうです。

競合製品と比較する——Crealityは本当に買い?

Space Piシリーズだけを眺めていても判断しづらいですよね。ここで、同じ価格帯の主な競合製品と比較してみましょう。

モデル名対応本数最高温度PTCヒーター出力特徴
Creality Space Pi1ロール70℃80Wプリセット豊富、コンパクト
Creality Space Pi Plus2ロール70℃110W2ロール同時、出力向上
Sovol SH022ロール70℃150W加熱最速(7分で50℃到達)、密閉性評価高い
SUNLU FilaDryer S21ロール70℃非公開世界累計45,000台以上出荷(メーカー公称値、2026年)、実績十分
eSUN eBOX Lite1ロール非公開(50-60℃想定)48W入門モデル。70℃非対応のためナイロンは不可

注目したいのはSovol SH02です。150Wの高出力で加熱スピードが圧倒的に速く、2ロール同時乾燥にも対応。密閉性の高さもユーザー評価が高いです。価格帯はSpace Pi Plusと近いので、「とにかく速く乾かしたい」「密閉性を重視したい」という方は、Sovol SH02も有力な選択肢になります。

一方、SUNLU S2は1ロール専用ですが、世界累計45,000台以上の出荷実績があるロングセラーモデル。信頼性と安定性を求める方にはこちらもおすすめです。eSUN eBOX Liteは価格が安く入門向けですが、最高温度が低いため、使えるフィラメントが限られる点は注意が必要です。

ユーザーが直面する「あるある」トラブルとその対策

ここからは、実際のユーザーがSpace Piシリーズで直面しがちなトラブルと、その回避策をまとめます。購入前に知っておけば「こんなはずじゃなかった……」を防げます。

トラブル1:ダンボール製スプールは要注意

複数のユーザーから、「ダンボール製のスプールをそのまま入れて乾燥させたら、スプールが変形した」「湿気を吸ってスプール自体がふやけた」という報告が上がっています。特に70℃近くで長時間乾燥させると、ダンボールは熱に弱いです。

対策:ダンボールスプールのフィラメントは、一度プラスチック製のスプールに巻き直してから乾燥させるのが安心です。面倒かもしれませんが、スプールの変形による給紙不良を防ぐためには重要なポイントです。

トラブル2:直接給紙時のシャフト抵抗

前述の通り、シャフトの回転抵抗が強いという声が複数確認されています。ドライヤーから直接プリンターへフィラメントを送り出す「プリント&ドライ」をやろうとすると、抵抗でエクストルーダーに負荷がかかり、アンダーエクストルージョン(押出不足)が発生するリスクがあります。

対策:どうしても直接給紙したい場合は、シャフト部分にシリコングリスなどの潤滑剤を少量塗布するか、ベアリングを交換するなどのカスタムを検討しているユーザーもいました。とはいえ、多くのユーザーは「乾燥が終わったら取り出してから印刷する」という使い方をしているようです。

トラブル3:密閉性への不安

蓋の密閉が完全ではないと感じるユーザーが一定数います。特に湿度の高い梅雨時などは、乾燥中に外気の湿気が入ってくるのでは? という懸念の声がSNSで見られました。

対策:密閉性を高めたい場合は、蓋の周囲にシリコンパッキンやテフロンテープを追加で貼っているユーザーもいるようです。ただし、公式が推奨する改造ではない点には注意が必要です。

ここが決め手! あなたに合った選び方まとめ

ここまでCreality Space Piシリーズの特徴、実際のユーザーの声、競合製品との比較を詳しく見てきました。最後に、あなたの状況に合わせた選び方をまとめます。

こんな人にはSpace Piベースモデルがおすすめ

  • プリンターは1台だけ
  • 一度に乾燥するフィラメントは1本で十分
  • コスパを最重視したい
  • 設置スペースが限られている

こんな人にはSpace Pi Plusがおすすめ

  • 2台以上のプリンターを使っている
  • Bambu Lab X1CやAMSなど、マルチカラーシステムを使っている
  • 2本同時に乾燥させて作業効率を上げたい
  • 将来的にプリンターを増やす予定がある

こんな人には他の製品(Sovol SH02やSUNLU S2など)を検討したほうがいいかも

  • ナイロン(PA)を頻繁に使う → 70℃では温度不足のため、高温対応モデルが必要
  • 密閉性を絶対的に重視する → Sovol SH02のほうが評価が高い
  • 実績と信頼性を何より重視する → SUNLU S2の出荷実績は圧倒的
  • コスパ最優先で入門したい → eSUN eBOX Liteも選択肢に入る

Creality Space Piシリーズの最大の魅力は、12種類ものフィラメントプリセットが搭載されている手軽さと、特にPlusモデルの2ロール同時乾燥という利便性にあります。ユーザーからは乾燥効果そのものは高い評価を得ており、「細かい不満はあるけど、乾燥性能は満足している」という声が多数派でした。

購入前に「自分がどんなフィラメントを、どんなペースで使うのか」をイメージしてみてください。その上で、Space Piシリーズがあなたのニーズにドンピシャなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました